外壁工事を依頼するとき、業者が「他社なら1週間かかるところ、わが社なら3日で完了します」と言われたら、飛びつきますか?
工事期間は短いほうがいいと思ってしまいがちですが、必ずしないといけない工程をすべてきちんとした場合、最低でも10日間程度はかかります。
それを3日でということは、何か工程を省いている=手抜きをしていることになります。
そのためにも施主である私たちも塗装 工程を把握しておいたほうがいいのです。
1日目・塗装準備とあいさつ、2日目・足場の設置、3日目・塗装前の高圧洗浄、4日目・下地処理、5日前・塗装前の養生、6~8日目・下塗り中塗り上塗り、9~10日目・点検と手直しおよび片付けと足場の解体撤去、という流れです。
どれも、乾燥する期間を入れると伸びることはあっても、省くことはできない工程ばかりです。
このことからも、「短期間で仕上げます」と自信満々に言っている業者は、疑わないといけないのです。
あとは、工程表を必ず作成してもらいましょう。
これは、すべて業者任せにせず、施主自身が確認するためです。
工程表を作成しない会社は論外です。
もらった工程表で工事期間中に自身の目で確認をします。
今、何の工程を行っているか、依頼した箇所の塗装をちゃんとしているかなどです。
基本的に営業担当と職人さんは別です。
うまくこちらの依頼内容が伝わっていないこともあり得ます。
大事なマイホームを守るためには、私たちの目と口が必要です。