ご存知の通り太陽光発電は新築の家には当たり前のものになっている。
つまり家庭用の太陽光発電は普及の一途を辿っている。
普及が始まったきっかけは約7年前、当時は民主党政権、国をあげて二酸化炭素(CO2)、25%削減が目標の政策で始まった。
国、企業の努力ではどうしようもならない数字で国民に向けて太陽光発電を普及させることで目標数字に近づける為の政策であった。
現在の太陽光発電をイノベーター理論にあわせて考えていく。
マーケティング用語でイノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードに5分類される。
まずイノベーター(革新者)市場全体の2.5%、新しいものを採用する人。
市場にはあまり影響力はない。
次にアーリーアダプター(初期採用者)市場全体の13.5%、流行に敏感で情報収集を自ら行い判断する人。
他の消費層への影響力が大きい。
次はアーリーマジョリティ(前期追随者)市場全体の34.0%、比較的慎重な人。
平均より新しいものを取り入れる。
次のレイトマジョリティ(後期追随者)は市場全体の34.0%、比較的懐疑な人。
周囲の大多数が試していると同じ選択をする。
最後のラガード(遅滞者)は市場の16.0%、最も保守的な人。
流行、世の中に関心がない。
今の太陽光発電をイノベーター理論に合わせるとレイトマジョリティの時期に当てはまる。
地域性もあるが都心部で考えると認知度が上がっているから太陽光発電の需要はまだ少しづつ増えている。

参考はこちら →家庭用 太陽光発電 イノベーター理論

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